3月に松山と台北を結ぶ直行便の運航が再開するのを前に、愛媛から台湾を訪れる観光客を増やそうと、旅行会社を対象としたセミナーが開かれました。
セミナーは、魅力的な台湾のツアー商品を生み出すことで、直行便の利用促進に繋げようと台湾の航空会社、エバー航空が開いたもので、県内の旅行会社17社が参加しました。
中では、台湾観光協会の担当者が日本人に台湾旅行を勧める際のポイントとして、現地の観光名所やイベントのほか、同じ漢字圏でコミュニケーションが取りやすいことなどを紹介しました。
また、セミナーには愛媛大学の学生も参加し海外旅行に対する率直な意見を述べました。
(参加した学生)
「愛媛から外国に行く場合、福岡や関空、成田まで出ないといけなくて、国内で使うお金が非常に多くなるのがネック」
松山と台湾を結ぶ直行便は、3月6日から週2往復で運航が再開する予定で、県はおよそ11億円の経済効果を見込んでいます。