サッカーのJリーグは23日、2024年シーズンの詳細日程を発表した。1部(J1)は2月23日に開幕し、昨季王者のヴィッセル神戸は翌24日午後1時からアウェーのヤマハスタジアム(静岡県磐田市)でJ1に復帰したジュビロ磐田と初戦を戦うことが決まった。
神戸のホーム開幕戦は3月2日の第2節で、昨季17位の柏レイソルとノエビアスタジアム神戸(神戸市兵庫区)で対戦する。午後1時キックオフ。最終節は12月8日となり、ノエスタで湘南ベルマーレとぶつかる。
また、東京・国立競技場で開催される試合が「THE国立DAY」という名称となり、神戸は4月13日の第8節でFC町田ゼルビア戦(アウェー)、6月16日の第18節で川崎フロンターレ戦(ホーム)を予定している。
現在、沖縄キャンプ中の神戸は昨季の初優勝に大きく貢献した元日本代表のFW大迫勇也、FW武藤嘉紀、MF山口蛍、DF酒井高徳の「四天王」が今季も健在で、GK前川黛也は日本代表の一員としてアジア・カップを戦っている。
同じく日本代表経験者のMF井手口陽介をスコットランド・プレミアリーグのセルティックから、昨季のJ1で8ゴールを挙げたFW宮代大聖を川崎フロンターレから新たに獲得するなど選手層を厚くし、2連覇とアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)初制覇に挑む。
昨季22ゴールを奪って得点王と最優秀選手賞(MVP)に輝いた大迫は22日夜、大阪市内で行われた関西スポーツ賞の授賞式にビデオメッセージを寄せ、「昨季が大変充実したシーズンになったのはチームスタッフ、チームメート、どんな時も応援してくれたファン、サポーターのみなさんのおかげ」と感謝し、今季に向け「これまで以上に努力し、アジアナンバーワンを目指して最後まで戦い抜きたい」と意気込みを語った。