守備に難ありのマドリー、ミリトンの早期復帰には期待せず… 3〜4月の復帰が現実的か

マドリー陣営はミリトンの復帰を焦らせるつもりはない[写真:Getty Images]

レアル・マドリーはブラジル代表DFエデル・ミリトンの復帰を急がないようだ。スペイン『Relevo』が報じた。

昨年8月のラ・リーガ開幕節で左ヒザ前十字じん帯を断裂し、長期離脱となっているミリトン。12月に今度はオーストリア代表DFダビド・アラバが同じ箇所に同じケガを負ったことで、マドリーの最終ラインはスクランブル状態となっている。

アラバが離脱してからはドイツ代表DFアントニオ・リュディガーとスペイン代表DFナチョ・フェルナンデスのセンターバックコンビがメインとなっているが、2024年に入ってからは公式戦6試合で11失点と守備が不安定。補強がなければ、ミリトンの早期復帰などに望みを託すことになる。

現在、復帰に向け黙々とリハビリを行っているミリトンは、3月のチーム合流を考えているとのこと。マドリーがチャンピオンズリーグ(CL)のラウンド16を突破すれば、4月のCL準々決勝に出場できる可能性もあるという。

しかし、ミリトンに必要以上に無理をさせたくないメディカルチームは、復帰までの期限を定めていない模様。いずれにせよ、まだ当分はミリトンに頼ることができないマドリーだが、クラブやカルロ・アンチェロッティ監督はどう対応するのだろうか。

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