逆転でのEFL杯決勝進出に向けチェルシー指揮官が闘志満々 「この試合が楽しみで仕方ない」

2ndレグに向け気合十分のポチェッティーノ監督[写真:Getty Images]

チェルシーのマウリシオ・ポチェッティーノ監督が決勝進出に向け意気込んでいる。クラブ公式サイトが伝えた。

9日のEFLカップ(カラバオカップ)準決勝1stレグでチャンピオンシップ(イングランド2部)のミドルズブラと対戦し、まさかの0-1敗北を喫していたチェルシー。続くプレミアリーグ第21節のフルアム戦は勝利で終えた中、23日にはホームでミドルズブラとのリターンマッチに臨む。

逆転での決勝進出を目指すポチェッティーノ監督は、2ndレグについて「明日は今シーズン最大の試合だ。決勝への出場権がかかっているからだ」とコメント。試合への興奮を隠さなかった。

「勝つには説得力が必要だ。決勝に出場し、優勝する可能性もある。良いプレッシャーだ。こういった類の挑戦は好きだ。我々はそういった状態で準決勝に臨みたいと思っている」

「明日の試合は本当に重要だと思う。トロフィーを獲得できる可能性があるからだ。個人的な話だが、私はこの試合が楽しみで仕方ない。ウェンブリーで決勝を戦える可能性があるし、タイトル獲得の可能性もある」

また、選手たちとの向き合い方にも言及。経験豊富なベテランが決勝未経験者を後押ししてほしいと語っている。

「私はとてもモチベーションが高く、決勝でプレーすることやウェンブリーでプレーすることがどれほど素晴らしいことかを選手たちに伝えようとしている」

「決勝でプレーしたことがある選手が何人かいるし、その経験をまだチャンスが得られていない若い選手たちに伝えなければならない。我々はそこに値する必要があり、信じる必要がある」

ただ、1stレグで屈したミドルズブラへの警戒心も忘れず。強敵に対して全力で立ち向かうと誓った。

「夢はミドルズブラを上回ることだ。トロフィーを獲得することだけを夢見て、ミドルズブラに注意を払わないわけにはいかない。我々はもっと良くなる必要があるし、エネルギーで彼らに匹敵する必要がある。それが最も重要なことだ」

「戦う姿勢があり、強いチームと我々は対戦する。問題をいくつか引き起こす可能性がある選手もいる。我々は今、集中してベストを尽くす必要がある。この間にたくさん話し合ったし、準備はできている。自分たちが決勝に進むに値すると証明する必要がある」

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