今季最強寒波到来で…橋の上や高架などはやっぱり危ない!路面凍結による事故に注意を!もしもの時の対策は?

1月24日、日本の上空にはマイナス40℃以下という、この冬1番強い寒気が流れ込む見通しです。日本海側は北陸を中心に積雪が一気に増えるおそれがあるほか、普段雪の少ない九州や四国の平地でも積雪の可能性があります。

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さらに、暖冬の影響で2024年に入ってから比較的暖かな日が続いていた静岡県内でも24日の最低気温が平野部の静岡市で1℃、浜松ではマイナス1℃など、厳しい冷え込みが予想されるほか、県西部を中心に降雪の可能性もあります。

この最強寒波で気をつけたいのが、路面の凍結になどによる交通事故です。2022年1月の静岡市内では歩道が凍結し、自転車が転倒。安倍川にかかる橋などでは、車によるスリップ事故が相次ぎました。静岡県内の平野部は温暖とはいえ、今回の最強寒波では、2022年のように路面が凍結する恐れがあるのです。

JAF静岡支部によりますと、外気温が非常に冷え込んでいる時は、平野部でも、特に橋の上、高架などが凍結する可能性があるので、スピードを抑えて道路状況を極力集めてほしいとしています。万が一、路面凍結や積雪で自分の車が立ち往生してしまったら、二次的な事故に注意が必要です。

さらに、車に乗っていると追突される可能性があります。後続車に凍結していることを知らせるとともに、橋のたもとなどに、砂や塩化カルシウムなどが置かれている場合があるので、すぐに二次事故防止のために橋に撒く作業、110番通報などを、後続車に気をつけながら行うことが大切です。

スタッドレスタイヤやチェーンなど、冬の装備を準備して運転することも大切です。1月24日にかけて予想される「最強寒波」。車の運転前には、交通情報に気をつけ、より慎重な運転を心がけましょう。

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