シティがなでしこMF長谷川唯と2年間の契約延長! 2027年まで在籍…今季も圧倒的なパスのクオリティを披露

シティと2年の契約延長にサインした長谷川唯[写真:Getty Images]

マンチェスター・シティは23日、なでしこジャパンのMF長谷川唯(26)との契約延長を発表した。

長谷川はクラブと2年間の契約延長にサイン。2027年夏までチームに所属することとなる。

長谷川は日テレ・メニーナで育つと、2013年に日テレ・ベレーザに昇格。2021年1月にミランへと完全移籍した。

すると、ミランでは半年で評価を上げ、2021年8月にウェストハムへと完全移籍。ウェストハムでもチームに大きく貢献し、クラブ史上最高位となるFA女子スーパーリーグ(FAWSL)で6位フィニッシュ。その活躍が買われ、2022年9月にシティへ完全移籍していた。

3年契約を結んでいた長谷川は、2022-23シーズンはチームに貢献。プロフェッショナル・フットボーラーズ・アソシエーション(PFA)が選出する2022-23シーズンの年間ベストイレブンにも選出される。

また、2023年度の女子バロンドールの候補30名にも残るなどし、世界でも評価されていた。

シティによれば長谷川は1試合あたり平均56.8回のパスを出し、50.5回成功。成功率88.9%という驚異的な数字を残している。また、プログレッシブパス(直近6本のパスの中で最も高い位置からさらに10ヤード、ボールを進めたパスのこと)もリーグで11位に位置している。

2023-24シーズンは、パス成功数でリーグトップ10に入っており、596本のパスを出しているという。シティでは3位という位置付けだ。なお、成功率は現在87%でもある。

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