パートナー制 広がる自治体連携 札幌市、17市町と協定締結 導入まだ1割 拡大が課題

 LGBTQなど性的少数者のカップルを公的に認める「パートナーシップ宣誓制度」について、札幌市が制度を導入する他自治体との連携を強化している。2022年6月の北見市を皮切りに、17市町と連携協定を結んだ。連携により、宣誓者が自治体間で転出入する際の手続きが簡略化されるメリットがあるが、実績はまだなく、当事者らは制度自体が広がることを訴えている。

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