日本代表がグループ突破をかけたインドネシア戦の主審は昨季のJリーグも担当! 日本代表戦も担当したカタール人主審

日本代表の試合を担当するカミス・モハメド・アル・マッリ主審[写真:©超ワールドサッカー]

アジアサッカー連盟(AFC)はアジアカップ2023のグループステージ最終節のマッチオフィシャルを発表した。

2011年以来のアジアカップ制覇を目指す日本。しかし、ベトナム代表、イラク代表相手に苦戦。イラクには敗れ、最終節で突破を目指してインドネシア代表と戦うこととなる。

インドネシアも3位ながら日本と並ぶ勝ち点3。勝てば2位通過が決まるだけあって、死に物狂いで日本に向かってくることは間違いない。

その大事な一戦の審判団が決定。日本をよく知る主審が担当することとなった。

割り当てられたのはカタールのカミス・モハメド・アル・マッリ主審。カタール・スターズリーグで主審を務め、2010年から国際審判員として登録されている。

このアル=マッリ主審は、2023シーズンのJリーグで笛を吹いた経験が。日本サッカー協会(JFA)とカタールサッカー協会(QFA)の「審判交流プログラム」で来日。2023年6月13日から7月17日までの1カ月間滞在していた。

日本では7試合を担当。日本代表のエル・サルバドル代表戦で第4審を務め、ペルー代表戦では主審を担当。明治安田生命J1リーグで4試合、明治安田生命J2リーグで1試合を担当した。担当した試合では、元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタのJリーグラストマッチも担当していた。

また、アジアカップでは、日本代表vsイラク代表でVARを担当。FW浅野拓磨が獲得したと思われたPKで主審にオン・フィールド・レビューを促していた。

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