プロ野球横浜DeNAベイスターズの選手のイラストなどを手がけるイラストレーターほしさん(27)の個展が23日、横浜市中区石川町のアートギャラリー・アウルで始まった。ベイスターズがテーマの作品を中心に約150点を展示、写真撮影もできる。28日までで、入場無料。
ほしさんは神奈川県藤沢市出身で、幼少期から絵に親しんだ。小学5年の時、横浜スタジアムで観戦した試合で村田修一さんのホームランに魅了され、ベイスターズファンになったという。昨年は球団イベント「港星祭」でイラストを担当した。
「星影」と題した個展の会場には、ベイスターズが2023年シーズンで勝利した74試合をモチーフにしたパネルや、米大リーグのカブスに移籍した今永昇太選手への感謝を込めた作品などが並ぶ。
ベイスターズとほしさんのファンで、埼玉県久喜市から訪れた田村美津子さん(61)は「特徴をよく捉えているイラストで、選手の関係性も伝わってきて、見ていて楽しい」と声を弾ませた。ほしさんは「イラストならではの雰囲気を感じてもらえたらうれしい。撮影も楽しんで」と呼びかけた。
午前10時~午後7時(最終日は午後5時まで)。問い合わせは、同ギャラリー電話090(8566)8266。