「選手たちは集中している」大事なインドネシア戦に向けて森保一監督は意見交換を明かす…簡単ではない試合には「勝利を目指してトライ」

意気込みを語った森保一監督[写真:Getty Images]

日本代表の森保一監督が、インドネシア代表戦に向けて意気込みを語った。

2011年大会以来の優勝を目指す日本。2019年の前回大会もファイナリストとなった中で、カタール代表に敗れ、そのリベンジを果たしたい大会だった。

しかし、初戦のベトナム代表戦では苦戦しながらもなんとか4-2で勝利。しかし、第2戦のイラク代表戦では立ち上がりから押し込まれ続けると、2-1で敗戦となった。

最終戦のインドネシア戦で勝利すれば2位以上は確定するが、インドネシアも日本に勝利すれば勝ち点6で2位が確定。当然ながら勝利を目指すことは間違いない。

試合に向けた会見に出席した森保監督は、イラク戦の敗戦に落ち込んでいないと語り、選手たちは勝たなければいけない一戦に向けて集中していると語り、意見交換も行ったと明かした。

「前回の試合は負けましたが、選手たちは完全に集中しており、明日のインドネシア戦に向けて準備を整えています」

「我々は一緒にこの問題に取り組んでおり、勝利を目指してトライしていきます」

「選手やスタッフの意見に耳を傾けようとしました。私は全てをコントロールしようとする人間ではありません。みんなの考えをシンクロさせていこうと思います」

「しかしながら、決断を迫られる場合には、みんなの意見を考慮し、最終的には自分で決断します」

ケガでコンディションに不安もある選手を含めて26名を招集しているが、2試合でピッチに立ったのは20人。2試合ともスタメンは大きく変えずとも、交代でピッチに立った選手は変えてきた。

一方で、MF三笘薫(ブライトン&ホーヴ・アルビオン)はケガで未だプレーできず。1人だけベンチ入りもしないままになりそうだが、この先の戦いでの起用につなげるために、しっかり肩なければいけない。

森保監督は「今日の練習後に選手の状態を確認してからスタメンは決めたいと思います」とコメント。「我々には26名の選手がおり、この大会ではたくさんの試合をしなければならないということを考慮しなければなりません。それも決定に役立つはずです」とし、選手のコンディションを見極めて起用するとした。

負ければ崖っぷちに立つことになるインドネシア戦。試合は24日の20時30分キックオフを迎える。

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