自民森山派、解散を検討 近く派閥会合で判断

自民党の森山裕総務会長

 自民党森山派(近未来政治研究会)は、派閥を解散する方向で検討に入った。同派関係者が23日、明らかにした。森山裕総務会長が派閥を率い、所属議員は8人。25日に開く派閥会合で意見を聞いて判断する。党内6派閥のうち安倍、二階、岸田3派がこれまでに解散を決めている。

 関係者によると、森山氏は23日開かれた党の政治刷新本部会合で「派閥をいったん全て解消すべきだ」と発言した。これまでは、刷新本部の中間報告に向けた議論を踏まえて派内で相談したいと話していた。

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