23日、アジアカップ2023グループCの最終節が行われた。
2連勝で既に決勝トーナメント進出を決めている首位イラン(勝ち点6)は、2位UAE(勝ち点4)と対戦し、2-1で勝利した。
立ち上がりからボールを握ったイランは26分に先制。アズムンのダイレクトパスを受けたタレミがボックス中央に侵入し確実にシュートを決めきった。
チームの主軸2人によって試合を動かしたイランは続く33分、左サイドからのハジサフィからの鋭いアーリークロスをゴリザデーがダイビングヘッドで合わせてネットを揺らすもVARの末オフサイドに。前半を1点のリードで終えた。
迎えた後半、開始6分にアズムンのミドルで追加点に迫ったイランが引き続き主導権を握るも、59分にVARの末にPKを献上。ホセイン・カナニがボックス内に侵入したアル・ガッサニの足を蹴ってしまった。
しかし守護神ベイランヴァンドがアル・ガッサニのシュートをセーブしてリードを保つと、直後に追加点。敵陣でアズムンがパスをカットしてラストパス。ボックス左のタレミがシュートを決めきった。
主軸の2人によって2点目も奪ったイランは81分のモヘビのゴールはVARでファウルがあったとして認められず。そして13分の追加タイムがあった中、同3分に失点して1点差とされたイランだったが、2-1で逃げ切り。首位通過としている。敗れたUAEは3位通過となった。
またグループCもう一試合、最下位の香港(勝ち点0)と3位パレスチナ(勝ち点1)の対戦は0-3でパレスチナが快勝し、2位通過としている。
