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岩手県や東北地方整備局などは22日、盛岡工高(瀬戸和彦校長、生徒692人)で、建築分野のデジタルトランスフォーメーション(DX)の体験学習会を県内で初めて開いた。
建築・デザイン科の2年生35人が参加。同整備局職員が、コンピューター上に実際の建物と同じ立体モデルを再現する「BIM」、情報通信技術(ICT)を搭載した重機による自動施工などを紹介した。
生徒は仮想現実(VR)の機材で建設中の橋も観察。佐々木楓さんは「デジタル技術がここまで進んでいるとは思わなかった。目標とする建築士になったら、活用して建物を設計したい」と気を引き締めた。