“セリフの名手”の漫画家かっぴー、妻への謝罪文のコツを明かすと、さんま興味津々「呼び込んで、打つ」

『左利きのエレン』などで知られる漫画家のかっぴーが23日放送の『踊る!さんま御殿!!』に出演。夫婦ゲンカが多いというかっぴーが“謝罪文”の書き方のコツを語った。

「僕の漫画って、セリフが良いってよく言ってもらえるんです」と話し始めたかっぴー。漫画好きが集まったスタジオからも「現代人に寄り添うような」「いつの間にか心を刺されて血が出てる」と絶賛の声が。『左利きのエレン』の中でも“名言”と言われている「クソみたいな日にいいもん作るのがプロだ」を例に出し、「そういうセリフが刺さっていただいている」という。

ところが、かっぴーは「実際はセリフって一人で考えなきゃいけない」「人といる時は全然思いつかない」という。MCの明石家さんまは「俺らは人と会話してた時に“あっ”とか思ったりするけど、漫画家は違うんだ」と意外そう。「全然出てこない。(会話してる)今も頭真っ白」とかっぴー。

■「漫画より謝罪文の方がうまい」 かっぴーが伝授する“コツ”とは?

さらに、「一番困るのが奥さんとケンカした時」と続けるかっぴー。口ゲンカになっても言葉が出ず、家を飛び出して、ビジネスホテルに逃げ込むことも。「メールを一本書いて、許してもらったら帰る」「漫画より謝罪文の方がうまいです」と打ち明けると大きな笑いが。

興味津々なさんまが「(謝罪文で)大事なのはどこ?」と聞くと、「波を作ることで、最初から謝っちゃダメ」とかっぴー。「あれは僕が悪かった。でもその時はこう思ったからやってしまった」など波を作り、「こいつホントに謝るのかな、どうなのかな、謝んのかな…で、最後、謝った」という流れにするのだという。「呼び込んで、呼び込んで、打つんだ!」とさんま。「“ごめんね”は最後に1回だけしか言わないです」という“セリフの達人”に、スタジオからは感嘆の声が上がった。

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