能登半島地震 宇都宮市のボランティア団体が現地ボランティア支援を呼びかけ

 能登半島地震を受けて、宇都宮市のボランティア団体が23日に栃木県庁で記者会見を開き、4日間の現地調査の状況を報告したほか、被災地で活動するボランティアの募集を呼びかけました。

 記者会見を開いたのは、災害救援や復興支援などのボランティアを行うNPO法人「とちぎボランティアネットワーク」です。

 矢野正広理事長とボランティアの高橋清人さんの2人は、11日から14日までの4日間、石川県穴水町と輪島市、珠洲市の避難所などを訪れ被災者のニーズを聞き取りました。

 2人は、被災した人たちが長期に渡る避難生活で、栄養が偏った食事が続いていることや、避難所ではトイレの整備などに課題が残っていると指摘しました。

 今後は現地のニーズを把握して、被災者からの要望に応じた支援が必要になってくると話しました。

 とちぎボランティアネットワークは、石川県で活動するボランティアを募集していて、23日から週2回、現地へ4人から8人ほど派遣し、入れ替わりでの活動を予定しているということです。

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