6発圧勝でEFL杯決勝進出、就任初年度でタイトル王手のポチェッティーノ監督「我々にとって大きな後押しに」

ファイナル進出を果たしたマウリシオ・ポチェッティーノ監督[写真:Getty Images]

チェルシーのマウリシオ・ポチェッティーノ監督が、EFLカップ(カラバオカップ)決勝進出を喜んだ。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。

23日、ホームでミドルズブラとのEFLカップ準決勝2ndレグに臨んだチェルシー。1stレグこそ0-1で落とす結果となったが、この日は前半だけでMFエンソ・フェルナンデス、DFアクセル・ディザジ、MFコール・パーマーらのゴールなどで4点を奪い後半へ。エンドが変わっても勢いは止まらず最終的に6-1の大勝を収め、2戦合計スコア6-2でファイナル進出を決めた。

就任1年目ながらチームをEFLカップ決勝に導くことに成功したポチェッティーノ監督は、優勝への意気込みを述べつつチームの構築が順調だと強調している。

「このチームでタイトルを獲ることに必死さ。私はPSGでの1年半で3つのトロフィーを獲得できた。もちろん、ここでもそれを勝ち取りたい」

「我々は若いチームであり、成長の必要性を感じている。だからこそ、こうした試合は若い選手にとって良い経験になるだろう。選手たちは成長しつつあり、それは我々が競争するうえで役立つはずだ」

「我々は今、非常に良いチームを築いていると思う。メンタリティは良いものになっている。チームには十分な力があると思うが、一方で時間が必要だ」

「これは新しいプロジェクトなんだ。我々はチームを構築している最中であり、時に悪いプレーが出てしまうのも普通のことだ。これまでは良いプレーをしながら勝てないときもあったから、この結果は我々にとって大きな後押しとなるだろう」

「人々は我々を信頼すべきだと思う。チームはシーズン最初のトロフィーを獲得するチャンスを得て、決勝に進むことができたのだ」

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