元王者の父の厳しいトレーニング プレッシャーに押しつぶされていく兄弟 「アイアンクロー」予告

2024年4月5日より劇場公開される、ザック・エフロン主演の映画「アイアンクロー」の、日本版予告編が公開された。

日本版予告篇は、ザック・エフロン演じる主人公ケビンの「子供の頃からずっと、“呪われた家族”と言われていた」というモノローグから始まる。元ヘビー級王者の父フリッツから指導を受け、“史上最強の一家”になるため、トレーニングに励む兄弟たち。ケビンは「家族と一緒にいたい。一緒なら何でも出来る」と家族との絆を口にするが、弟たちは「父さんの厳しさは異常だ」「もう耐えられない」と静かにつぶやく。それに対して父は、「フォン・エリック家は勝ち続けるのが宿命だ」とプレッシャーをかけ続け、兄弟たちは重圧に押しつぶされていく。そして、悲惨な事故が起きてしまうことが描かれている。

「アイアンクロー」は、「呪われた一家」と呼ばれたプロレス一家の知られざる真実を描いた作品。1980年初頭、プロレス界に歴史を刻んだ“鉄の爪”フォン・エリック一家。元AWA世界ヘビー級王者の父フリッツに育てられた長男ケビン、次男デビッド、三男ケリー、四男マイクら兄弟は、父の教えに従いプロレスラーとしてデビューし、プロレス界の頂点を目指す。デビッドが世界ヘビー級王座戦へ指名を受けた直後、日本でのプロレスツアー中に急死する。ここからフォン・エリック家は次々と悲劇に見舞われていく。

長男ケビン役を演じるのはザック・エフロン。次男デビッド役をハリス・ディキンソンが、三男ケリー役をジェレミー・アレン・ホワイトが演じた。さらに、ホルト・マッキャラニーが厳格な父フリッツ、リリー・ジェームズがケビンの妻パム、モーラ・ティアニーが信心深い母ドリス役を務めている。監督は、エリザベス・オルセン主演の「マーサ、あるいはマーシー・メイ」やジュード・ロウ主演の「不都合な理想の夫婦」などのショーン・ダーキン。

【作品情報】
アイアンクロー
2024年4月5日(金)TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー
配給:キノフィルムズ
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