大谷翔平グラブ、埼玉に次々!8小学校に届いたグラブ、休みの週末は公共施設に展示 書かれていたメッセージ「このグラブが次の世代に夢を与え、勇気づけるためのシンボルとなることを望んでいる」

一般公開された大谷翔平選手のグラブ=21日、吉川市総合体育館

 米大リーグ・ロサンゼルスドジャース大谷翔平選手から全国の小学校に贈られたグラブが、埼玉県吉川市の公共施設で土日に一般公開されている。

 市教育委員会が、市内8小学校に届いたグラブを多くの人に見てもらおうと、学校が休みの週末を利用して展示を企画した。

 右利き用2個と左利き用1個のグラブ計3個のほか、「このグラブが次の世代に夢を与え、勇気づけるためのシンボルとなることを望んでいる」などと書かれた大谷選手からのメッセージも公開している。

 最初の展示となった今月20、21日は総合体育館ロビーに飾られ、市民らが熱心に眺めていた。

 「本物を早く見たい」と父親にお願いして来館した市立美南小学校1年の坂木陽人さん(7)はグラブを目の前に「デザインがとても格好いい。このグラブを使えば、いっぱいアウトが取れそう」と笑顔。「来シーズンはホームラン100本打って」と大谷選手にエールを送っていた。

 グラブの一般公開は今月27、28日が市民交流センターおあしす、2月3、4日は同市中央公民館。

 学校教育課は「多くの市民の皆さまに、この機会にぜひ見ていただきたい」と話している。    問い合わせは、同課(電話048.984.3564)へ。

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