WBA、WBCライトフライ級2団体王座を防衛した寺地拳四朗らが試合から一夜明けた24日、大阪市内で記者会見し、激闘の末に判定勝ちした寺地は「心が折れずに闘い抜けて良かった。もっと強くならないといけない」とサングラス姿で振り返った。
28歳のユーリ阿久井政悟は判定勝利でWBAフライ級新王者になった。岡山県のジムに初めて世界王座をもたらし「ホテルに帰ったら、しばらく自分が世界チャンピオンだということを忘れていた。少しだけ実感が湧いてきた」と笑みを浮かべた。
元キックボクサーで転向3戦目にして初のKO勝利を収めた那須川天心は「伸びしろがたくさんある。どんどん試合をしたい」と意気込んだ。
