カズレーザー 実は国民の約6割が隠れ『歯ぎしり』…危険な顔のゆがみ、無呼吸症候群の原因に

お笑いコンビ・メイプル超合金のカズレーザーがMCを務める『カズレーザーと学ぶ。』が23日に放送された。今回は『生活習慣改善』をテーマに、『顔がゆがむ原因に!放置していると危険隠れ歯ぎしり』という講義で、専門家が歯ぎしりの意外な危険性とその改善方法について解説を行った。

専門家が紹介したある調査によれば、約6割の人が無自覚のまま歯ぎしりを行っている『隠れ歯ぎしり』なのだそうだ。歯ぎしりを長年続けると顎(がく)関節がずれて顔がゆがんでしまうほか、顎関節症などを発症する危険性もあるという。さらに人によっては、呼吸のしづらさを解消するために歯ぎしりをしている場合もあり、スタンフォード大学の研究によると歯ぎしりをする人はそうでない人に比べて睡眠時無呼吸症候群の割合が約3倍高いという。

番組では、出演者の睡眠中に歯をかみ締めた回数と強さを測定。計測されたデータから、最も結果がよかったカズレーザーは、歯ぎしりについて「まあねぇ…しないものですしね」とコメント。しかし実際は、1時間あたり3.2回歯ぎしりをしていた。専門家によれば、問題の無い程度でも、歯ぎしりを行なっている場合があるという。

また飲酒の習慣があり、測定日も大量のお酒を飲んだというカズレーザーは、調査の結果を受けて「歯ぎしりとお酒関係ないですもんね?」と質問。しかしアルコールは歯ぎしりのリスク因子となるそうで、睡眠の質は歯ぎしりの有無に影響を与えるため、アルコールやタバコといったリスク因子も歯ぎしりに作用するそうだ。

歯ぎしりの治療について、現在はマウスピースで歯を守るなど対症療法しか方法が無いというが、専門家は昨年歯ぎしりを改善するかもしれないある食材を発見したそうで、水溶性の食物繊維を多く含むひじきやわかめなどを摂取し腸内の善玉菌を増やすと睡眠の質が向上し、歯ぎしりが抑えられると語った。

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