今冬積極的な動き見せるナポリ、デンドンケル獲得のためアストン・ビラと交渉中

MFレアンデル・デンドンケルがナポリ加入に接近[写真:Getty Images]

ナポリがアストン・ビラに所属するベルギー代表MFレアンデル・デンドンケル(27)の獲得を望んでいるようだ。

デンドンケルはベルギーの名門アンデルレヒトで頭角を現すと、2018年夏にウォルバーハンプトンへレンタル加入。初挑戦のプレミアリーグで上々のパフォーマンスを示したため、同シーズン終了後に完全移籍が決定した。

その後、2022年にビラへ完全移籍。初年度はプレミアリーグ24試合に出場したが、先発出場は9試合にとどまった。今シーズンもチームで主軸の座は掴めておらず、プレミアリーグでの出場は8試合、そのうち先発は1試合となっている。

そんな中、イギリス『The Athletic』のデイビッド・オーンスタイン記者によると、ナポリがデンドンケル獲得のため交渉中とのこと。イタリア王者は半年間のレンタルを望み、話し合いは進展しているという。

昨シーズン、セリエAで33シーズンぶりのスクデット獲得を成し遂げたナポリだが、今季は苦戦。開幕から指揮を執るルディ・ガルシア監督を解任した後も状況は好転せず、現在セリエAで9位に沈んでいる。

リーグ戦での挽回を期して、今冬の移籍市場ではすでにサレルニターナからイタリア代表DFパスクアーレ・マッツォッキ(28)、ボーンマスからコートジボワール代表MFハメド・トラオレを獲得。デンドンケル獲得にも成功すれば、さらに戦力が増強されることになる。

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