仙台退団のDF若狭大志が現役引退、大分、千葉、東京Vでもプレー…仙台のスクールコーチに就任

現役引退を決めた若狭大志[写真:©︎J.LEAGUE]

ベガルタ仙台は24日、DF若狭大志(34)が現役引退することを発表した。

若狭は埼玉県出身で、浦和学院高校から東洋大学へ進学。2012年に大分トリニータでプロ入りした。

大分で4シーズンを過ごすと、2016年にジェフユナイテッド市原・千葉に完全移籍。2018年に東京ヴェルディに完全移籍した。

2022年から仙台でプレーすると、2シーズン在籍。2023シーズン限りで契約が満了を迎えた中、現役引退を決断した。

J1通算18試合2得点、J2通算256試合8得点、リーグカップ通算5試合出場、天皇杯通算17試合1得点を記録していた。

今シーズンから仙台のサッカースクールコーチに就任する若狭はクラブを通じてコメントしている。

「2023シーズンをもって、プロサッカー選手を引退することにしました。まずは、学生時代に過ごした慈恩寺キッカーズ、慈恩寺中、浦和学院高校、東洋大学の関係者の方々、仲間達に感謝の気持ちを伝えたいです。サッカーの基礎から教えていただき、切磋琢磨してきたからこそプロの世界に飛び込めましたし、ここまで続けてこられました」

「そしてプロとして在籍させていただいた、大分トリニータ、ジェフユナイテッド市原・千葉、東京ヴェルディ、ベガルタ仙台には心から感謝いたします。大した選手ではない私が12年間、選手を続けることができたのも、各クラブのスポンサーさまや、すばらしいスタッフや選手みなさま、ファン・サポーターの方々がいてくれたからこそです。本当にたくさんの方々に恵まれ、過ごすことができた選手生活でした。本当にありがとうございました」

「最後に感謝の気持ちを伝えたいのが両親、弟、妻です。どんな時でも笑わせてくれてありがとう!これからも笑いの絶えない家族でいよう!」

「次のステージは、ベガルタ仙台アカデミーでお世話になります。昨年、退団コメントで「離れることになりました。また会いましょう」とお伝えしましたが、もう帰ってきました!サッカーの楽しさを伝え、ベガルタ仙台というクラブ全体が盛り上がっていくようサポートしていきます。引き続き、若狭大志を宜しくお願いいたします」

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