ごっつぁんラーメン・韓国風ごっつぁん海苔 新潟土産になる商品へ 海洋高相撲部3年生が開発 能水商店から新発売

「ごっつぁんラーメン」と「韓国風ごっつぁん海苔」をPRする宮野君(右)と笠原君(同校で)

糸魚川市能生の能水商店(松本将史社長)は、同社が産学官連携でキャリア教育支援をしている県立海洋高の相撲部が授業で開発した「ごっつぁんラーメン」と「韓国風ごっつぁん海苔(のり)」を新発売した。

「ごっつぁんラーメン」は、昨年度の3年生部員2人が開発した醤油(しょうゆ)ラーメン。同校発の鮭魚醤(ぎょしょう)「最後の一滴」と甘エビ魚醤「甘えび醤油」を使ったスープは、鶏がらとうまみと魚介の風味が堪能できる。麺はスープによく絡む中太ストレート麺を厳選。〝新潟5大ラーメン〟に続くご当地ラーメンを目指す。

「韓国風ごっつぁん海苔」は、大人気商品「ごっつぁん海苔」の第2弾。「甘えび醤油」をベースに味付けし、甘エビ粉末やコチュジャン、ごま油を配合したのりのつくだ煮だ。本年度の3年生部員2人が開発したもので、宮野裕介君(3年)は「韓国風でピリ辛なところが醍醐味(だいごみ)」、笠原龍君(同)は「自分たちの愛情もこもっている。食べてみてください」とそれぞれPR。

同社の石田寿文営業部長は「新潟土産といえば『ごっつぁんラーメン』『韓国風ごっつぁん海苔』というような商品になってくれるとすごくうれしい」と話している。

価格は両商品とも税込み594円。販売場所は、道の駅マリンドリーム能生内の同社アンテナショップや同社オンラインショップなど。売り上げの一部は同相撲部後援会に寄付される。

問い合わせは同社(電025・556・6950)へ。

© 株式会社上越タイムス社