タイ版「おっさんずラブ」主演のEarth&Mixが“本家”にカメオ出演。田中圭&林遣都が感謝とエール

テレビ朝日系連続ドラマ「おっさんずラブ-リターンズ-」(金曜午後11:15。一部地域で放送時間が異なる)の1月26日放送・第4話に、タイで「おっさんずラブ」をリメークする「Ossan’s Love Thailand」(仮)で主演を務めるEarth(アース)とMix(ミックス)が特別にカメオ出演することが分かった。

「おっさんずラブ-リターンズ-」は、2018年に日本中をピュア過ぎる愛で包み込んだ「おっさんずラブ」の続編。新婚生活を送る“はるたん”こと春田創一(田中圭)と牧凌太(林遣都)、彼らの新居に乱入してくる家政夫・黒澤武蔵(吉田鋼太郎)が、新しい“愛のカタチ”を模索していく“爆笑胸キュンホームドラマ”だ。

大ヒット作「A Tale of Thousand Stars」の共演でブレークした人気若手俳優のEarthとMix。SNSのフォロワーはEarthが336万人、Mixが338万人で、主演した「Moonlight Chicken」では「Best LGBTQ+ Programme Made in Asia」賞を受賞した。その相性は過去作で既に証明済みということで、5度目の共演となるタイ版「おっさんずラブ」は、発表されるやいなや注目を集めることとなった。

そんな2人が、春田と牧が訪れるタイ料理店「ムーンライトチキン」の店員役で登場。タイ料理店名でピンと来たファンも多いかもしれないが、今回の役は2人の代表作「Moonlight Chicken」のタイトルと彼らが演じた役柄になぞらえている。

リメーク版で春田役を演じるEarthは、無事に撮影を終えて「田中さんと林さんは、ご本人と役柄が一致しているような気がしました。春田はパワフル、牧は冷静なイメージで、お二人がまるで自分自身を演じているかのような感じがしました。そんなお二人の身振りや演じ方をじっくり観察させていただき、いろいろ学ばせていただきました。お二人とも演技が上手でしたし、お会いできて本当にうれしかったです」と笑顔に。

一方、Mixはかなり緊張しながら撮影に臨んだようで「自分が演じる役のオリジナルを演じていらっしゃる方にお会いしたので、すごくドキドキしました。林さんの演技を見て『僕がこの人を演じるんだ!』と考えただけで、とても大きなチャレンジだと感じました。お二人ともアドリブもとても上手ですね! お二人にお会いして、新しい経験をさせていだきました」と安堵の表情を見せた。

また、2人とも初となる日本語での演技がかなり難しかったようで、Earthは「撮影前に台本を何回も読んだし、撮影の合間にも自分のスマホで読んだりしていました。発音やセリフが合っているのか、正しく伝わっているのか心配でした。タイ語だと語尾は伸ばさずに短く言うんですが、日本語は長く伸ばしたり…それが日本語の発音だと監督に教わりました。日本のチームとの撮影経験だけでなく、日本の文化にも触れられた気がします」と苦戦しながらも、貴重な経験となった様子。

Mixも「日本語のセリフをどう発音したらいいのか分からなかったので、とても難しかったです。『ごゆっくりどうぞ~』というセリフの語尾の伸ばし方やアクセントが合っているのか、今もとても心配です(笑)」と苦笑。さらに、Earthは「僕たちの演技が何点だったか見てくださった皆さんにお聞きしたいです(笑)」と言いつつも、「精いっぱいやったので、自分への満足度は100点です!」と充実感を漂わせた。

そんなEarth、Mixと国境を越えて初共演を果たした田中と林。田中は「Earthさんは、春田のちょっとおバカな感じが出るのかな?と思うくらい、知性あふれる容姿の整った方でした。Mixさんは雰囲気が牧と通ずるものがありました」とコメント。林も「Earthさんがすごく爽やかでかっこよかったですし、Mixさんには、牧っぽさがありました! かわいらしさと“ツン”な部分があるなと感じました」と太鼓判を押す。

さらに、田中は「お二人とも慣れない環境でカメオ出演してくださってありがとうございます。これからドラマの撮影も大変だと思いますが、きっとすごく楽しい撮影になるはずなので頑張ってください!」と感謝の意を伝え、林も「Earthさん、Mixさん、カメオ出演してくださってありがとうございます。お会いできてうれしかったです。ドラマの撮影も頑張ってください!」とエールを送った。

なお、タイドラマファンも注目の「おっさんずラブ-リターンズ-」第4話では、春田と牧の隣家の住人で、謎多き新キャラクターである和泉幸(井浦新)と六道菊之助(三浦翔平)の正体が明らかになる。

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