【24時間あったらパリで何する?】1日でパリを制覇する!在住者おすすめの過ごし方

【2024年1月24日更新】旅行中、飛行機の乗り換えやヨーロッパ旅行で1日だけパリに滞在することになったという方もいるのではないでしょうか。そんな方々におすすめ。1日でパリを制覇する過ごし方をお教えしたいと思います。観光スポットもグルメも美術もショッピングも全て24時間で楽しんでしまいましょう。

朝一番、パリのカフェで朝食を

パリの朝はクロワッサンにコーヒーまた紅茶で始めましょう。パリのカフェはモーニングがあるところが多いです。焼きたてのパンに美味しい飲み物。これぞパリの朝の醍醐味です。

オランジュリー美術館

パリの美術館は混むところが多いので、開館と同時に行きましょう。芸術の都パリには美術館が多くありますが、在住者のおおすすめはオランジュリー美術館。オランジュリー美術館の近代美術コレクションはどれも見応えがあるものばかり。とりわけモネの睡蓮は圧巻でいつまでも眺めていたくなるほど引き込まれる魅力があります。ルノワール、ユトリロ、マリーローランサンやモディリアーニなどパリのベルエポックに活躍した画家たちの絵画を一斉に鑑賞できるのは至宝のひとときです。

[オランジュリー美術館]

ランチに「ルコントワール/Le Comptoir」

(C)Nanako Kitagawa

オデオン駅にあるルコントワールは予約がなかなか取れないレストランとしてパリジャンに大人気。しかしランチは予約なしで入ることができるのです。ルコントワールではフランスのクラシックなビストロのレシピに独自のエッセンスを加えた新しいフランス料理を味わえることができます。また素材そのものがいいものが使われているので、野菜なんかは新鮮そのもの。素材の旨味がしっかり感じられるのも嬉しいですね。

[ルコントワール/Le Comptoir]

フランスの公園を楽しもうリュクサンブール公園

昼食のあとは、散歩がてら公園に行ってみましょう。リュクサンブール公園はルコントワールからも近く、徒歩で向かうにはちょうど良い距離。リュクサンブール公園ではフランスならではの芸術的な庭園を楽しむことができます。のんびりとパリの公園の雰囲気に浸ってみましょう。

北マレでショッピングとカフェ

お洒落なパリジャンの間で熱いショッピングエリアといえば北マレ。セレクトショップ「メルシー」を筆頭として、個性的なアパレルショップや雑貨屋があります。この地域にはお洒落なカフェも多く、日本でも人気のある「ローズベーカリー」や以前TABIZINEでも紹介された「Nanashi」もありますよ。

夕暮れ時が美しいノートルダム寺院

パリにはいくつもの聖堂があります。その中でも定番の観光地といえばノートルダム寺院。

この寺院の中に足を踏み入れると静寂さが心にそっと入り込んで来るような不思議な空間です。夕日が沈む一時の景色は圧巻。思わず息を呑む美しさです。

一人旅にもおすすめのディナー

Marché des Enfants Rouges/マルシェ・デ・ザンファンルージュ (C)Nanako Kitagawa

パリのレストランで一人でディナーをするのは少し気が引けます。日本とは違いフランスで一人でディナーをする人というのは習慣にないからです。一人旅行、グループ旅行の方、どちらの方にもおすすめできるのはギャラリーラファイエットのデパ地下。海鮮と白ワインで簡単に夕食を済ませるのはいかがでしょうか。また北マレにあるMarché des Enfants Rouges/マルシェ・デ・ザンファンルージュで食べるのもいいかと思います。

夜はエッフェル塔とセーヌ川沿い

パリももう一つの鉄板スポット、エッフェル塔は夜訪れることをおすすめします。オレンジの光にライトアップされたエッフェル塔は美しく、特にシャイヨー宮からの眺めが最高です。

近くにはセーヌ川が流れています。川辺に街灯がゆらゆらと映るセーヌ川は夜が1番ロマンチック。日が暮れてからはセーヌ川にはあまり人も多くないので、この美しい景色を独り占めしているような気にさえなります。セーヌ川のこの夜の景色は心にずっと残りつづけるでしょう。それほどまでに夜のセーヌ川は魅力的です。

いかがでしたか。パリは見所が多いですが、1日あればパリを十分に楽しむこともできるのです。ヨーロッパに来たのならぜひパリに足をのばしてみて下さいね。

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