「午前11時に止まってから1ミリも動いてない」 水や簡易トイレなどが配られる 大雪で5キロ以上にわたって複数の車が立ち往生 名神高速・関ヶ原IC付近

大雪の影響で、岐阜県関ケ原町付近の名神高速では複数の車が立ち往生しています。

名神高速では午前9時すぎから徐々に通行止めの範囲が広がり、現在は岐阜羽島インターから滋賀県の栗東湖南インターの間の上下線で通行止めになっています。

その理由は、大雪による車の立ち往生です。

(立ち往生に巻き込まれている男性 電話)
「関ヶ原インターの3キロ手前にいて、午前11時に止まってから1ミリも動いていない。どんどん積もっていて歩くのも困難な高さ。タイヤの半分くらい埋まってる」

岐阜県警の高速隊によりますと、下り線では、関ケ原インター付近を先頭に、およそ5キロにわたって複数の車が立ち往生。

さらに上り線では関ケ原インターを先頭に少なくとも滋賀県との県境までの間およそ6キロにわたり車が立ち往生しているということです。

(立ち往生に巻き込まれている男性 電話)
「飲み物は事前に買っておいたので大丈夫だが食べ物までは買っていなかった。一応出発する前にガソリンをたくさん入れてきて、こういう状況にひょっとしたらなるかもしれないと思ったので。少し考えが甘かった」

午後4時頃に水や食べ物が配られる

岐阜県土岐市から大阪市に向かう途中で立ち往生に巻き込まれた別の男性は、午前10時半頃から車が進まなくなったといいます。

男性によりますと、午後4時頃にネクスコ中日本から水や食べ物のほか使い捨てカイロと簡易トイレが配られたということです。

岐阜県警によりますと、今のところ解消のめどは立っていないということです。

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