「コラ画かと思った」【推しの子】実写化のクオリティに“コスプレ”と不満爆発

(東映オフィシャルサイトより)

1月24日、原作・赤坂アカ氏、作画・横槍メンゴ氏による人気マンガ『【推しの子】』の実写化が発表された。

主人公が推していたアイドルの子供に転生したことで、物語が動き出す本作。華やかな芸能界の舞台裏をリアルに描き、サスペンスや恋愛要素も取り入れた斬新なストーリーだ。

’20年4月に「週刊ヤングジャンプ」で連載が始まり、累計発行部数は1500万部を突破。昨年にはアニメもスタートし、第2期の制作も発表された。YOASOBIが担当した主題歌「アイドル」もヒットを後押しし、社会現象を巻き起こした。『【推しの子】』の実写化作品は今冬に、ドラマシリーズが「Amazon Prime Video」で世界独占配信。映画は東映配給で劇場公開される。

実写化に際して、ファンの最大の関心事はやはり配役だろう。

母であるアイの死の真相を暴くため、芸能界に潜り込む主人公・アクア役を演じるのは櫻井海音(22)。アクアの母で、アイドルグループ「B小町」のセンターで一世風靡したアイドル・アイ役は、乃木坂46の元メンバーの齋藤飛鳥(25)が。

アクアの双子の妹で亡き母・アイのようなアイドルを目指すルビー役を演じるのは、=LOVEの元メンバーの齊藤なぎさ(20)。ルビーと共にアイドル活動を始める有馬かな役を、原菜乃華(20)が務める。

そして茅島みずき(19)が、「劇団ララライ」に所属する女優の黒川あかね役を。人気YouTuberとして活動し、のちにアイドルの道を歩み始めるMEMちょ役にはあの(年齢非公表)が抜擢された。

6人がそれぞれの役に扮したスペシャルビジュアルも公表されたが、ファンの目を引いたのはカラフルな衣装だったようだ。

ニュースサイトのコメント欄やSNSでは、《めっちゃ楽しみだなぁ》《MEMちょクォリティ高けえwww》と期待を寄せる声が。

だがそのいっぽうで、早すぎる実写化や衣装のクオリティに対して苦言を呈する声も相次いでいる。

《何ですぐ実写化したがるんだろ、、、》
《ファンが作ったコラ画かと思った》
《推しの子の実写のKV、キャストは別に相違無いのになぜか安っぽく見えるのなんでだ…衣装?画角?めちゃくちゃ雑なコスプレみたいに見える》
《せっかくアイドルを卒業したばかりで年齢的にも大人の女性になりつつある飛鳥ちゃんにまたアイドル役をやらせるとは、これは悪手では…?》

原作者の赤坂アカ氏も、発表されたコメントの中で《キャストの皆様にも制作陣の皆様にも「本当に大丈夫ですか?」と聞きたくなる気持ちでした》と率直な気持ちを明かしていた。早くも賛否が巻き起こっている実写化は、映像を見たファンたちを虜にさせられるだろうかーー。

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