SEAMOR MARINEの水中ドローン「SEAMOR ROV」シリーズ、高い運動性と操作性を兼備

用途により、サイズ・耐圧の異なる3種類のモデル(小型ROV「Steelhead」、中型ROV「Chinook」、大型ROV「Mako」)を用意している。標準装備の高解像度光学カメラおよび追従式高輝度照明のチルト角は180°で、クリアで広角な映像が得られる。

さらに必要に応じてハイビジョンカメラにアップグレードが可能。ビークルはオープンフレーム構造のためにカスタマイズの自由度が高く、様々な用途のプラットフォームとして利用できる。

特長

  • 標準システム構成機器
  • 直感的操作可能なコントローラー
  • 変速・方向指示可能
  • LCDモニター付き統合コントローラー
  • デジタルビデオレコーダー(DVR)
  • 手動/自動で可能なカメラフォーカス
  • オートデプス、オートヘディング機能
  • 漏水検知警告システム機能

用途

  • 養殖:網の検査、ケージ、ドック、パイプ、ケーブル、係留施設検査、紛失器材の回収、海底調査・サンプリング
  • 港湾セキュリティ:物探索、船体や杭の検査
  • 水産研究:水中調査、サンゴ礁研究、海洋生息地プロジェクト、将来の保護を見据えた水中探査
  • パイプライン検査:配管検査、鋼鉄貯蔵容器の検査、海底パイプラインの腐食測定、ダム、貯水池、取水口、排水口、水路データの収集
  • 水中捜索・回収:沈潜捜査、水中捜索・救助、捜索・救助活動の支援

ラインナップ

Steelhead(小型ROV)

最大深度300mまで使用可能なポータブル・軽量の水中探査ROV。直感的で簡単に姿勢制御操作可能。収納や移動が容易で小型船や埠頭から投入・揚収できる。1.5ルクスの最小光感度を備えた標準解像度NTSC/PALカメラは、低照度条件下でも高品質映像を提供する。自動深度・方位・デジタル録画などを含む統合コントローラLCDモニターが含まれる。

Chinook(中型ROV)

標準仕様では水深300mまで、深海仕様では600mまで潜行できる中型ROV。コンパクトでありながら、合計6個の高出力スラスターにより高い安定性と運動性能を有しており、潮流下や荒天下でのオペレーションで威力を発揮する。音響測位装置および音響カメラ等、様々な追加装備が可能で、カスタマイズにより、さらに多用途に使用できる。

Mako(大型ROV)

オープンフレームと多彩な搭載オプションを備え、様々な搭載機器を一度に動かすパワーがある。大型ペイロード(標準14kg、22.5kg までアップグレード可)によりイメージングソーナー等の大型機器を使用できる。アクセサリーベイ空間を利用して流向を改善、スラスタ効率を最大化し、ペイロードに関係なく安定航行が可能。標準8基のスラスタを備え、4基水平スラスタで最大級の前方推力を提供する。

仕様

※日本では株式会社東陽テクニカが取り扱いしている。

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