栃木県さくら市松山でこのほど、白いスズメとみられる小鳥1羽が住民らに目撃された。下野新聞「あなた発 とちぎ特命取材班」(あなとち)に情報が寄せられた。
目撃されたのは昨年12月30日ごろから今年1月5日ごろの間。馬場、宮地百望(みやぢもも)さん(25)が祖父宅を訪れていた2日、撮影に成功した。県立博物館の担当者によると「大きさや形から99パーセントスズメ。突然変異とみられ、珍しい」という。
白いスズメは日本書紀などに「瑞鳥」として登場し、縁起のいい鳥として伝わる。宮地さんは「初めて見たので親戚たちと興奮した。世間で大変なことが続くが、何か良いことが訪れるといい」と願っていた。