【愛媛県松山市/道後】温泉のすぐそばにある酒蔵「水口酒造」

温泉とともに。古くから変わらない、味へのこだわり。

水口酒造は、愛媛県松山市の道後エリアにあります。

道後といえば、日本最古の温泉として知られる「道後温泉」が有名です。 1894年(明治27年)の改築以降、いくつもの時代を経て、地元の人・道後に観光に訪れる人、みんなに愛される道後温泉。道後温泉本館は1994年(平成6年)に日本で初めて重要文化財に指定された公衆浴場でもあります。

「水口酒造」は1895年(明治28年)に創業し、道後の地でお酒を造り続けて120年以上。道後温泉本館とともに歩み続けている酒屋です。

水口酒造の始まりは、日本酒「仁喜多津(にきたつ)」の製造からでした。今も多くの方に愛される仁喜多津のお酒は、万葉集の額田王の歌に詠まれた道後の名前をいただき、時代が移り変わっても、その頑固なまでの味へのこだわりは変わることはありません。

また、水口酒造の店舗兼主屋も、国登録有形文化財(建造物)に指定されています。水口酒造主屋は1917年(大正6年)に建築された木造2階建て。外観は漆喰塗りの腰羽目板張り、2階は洋風の丸窓を備える大正期らしい自由な雰囲気に溢れた建物です。

暖簾を守るな、暖簾を破れ。

そんな古い歴史を持ちながらも、水口酒造の家訓は「暖簾を守るな 暖簾を破れ」。

伝統は守りつつも新しい挑戦を常に行っていくことを大切にしています。伝統継承である日本酒製造だけでなく、道後エリアの地区活性化や、愛媛県内で採れる豊かで美味しい品々を知っていただくことを目指した商品開発などを常に行なっています。

日本酒「仁喜多津」の他にも、様々な商品を製造・販売しています。ここでは取り扱っているお酒のラインナップの一部をご紹介します。

道後ブランドの地酒「道後蔵酒」

道後温泉の湯あがりビール「道後ビール」

愛媛県産ブランド農水産物使用「道後焼酎」

湯あがりサイダー「道後サイダー」

ここに挙げたのは、水口酒造で製造しているお酒の一部ですが、見た目も個性豊かなお酒たちですよね。

それぞれの「道後物語」を目指して

道後温泉から水口酒造の酒蔵までは歩いてすぐそば。また近くには、水口酒造のいろいろなお酒たちと、伊予(愛媛県)の美味しいものを味わえる店舗もあります。

温泉にゆったりつかった後、道後のまちを散策した後。ぜひ美味しいお酒と食事を楽しんでください。

日本全国・世界中から道後の地を訪れる方々に、温泉や道後のまちとともに、水口酒造のお酒や商品・店舗にも触れて思い出をつくっていただけるように。

見て楽しく食べておいしい、触れて美しい道後。この道後の地を訪れてくださる多くの方々に、存分にご堪能いただけることを目指しています。道後・水口酒造を訪れて、あなただけの「道後物語」を見つけにきてください。

お越しいただける日をお待ちしています。

<基本情報>

水口酒造株式会社(みなくちしゅぞう)

住所:〒790-0848 愛媛県松山市道後喜多町3-2

電話番号:089-924-6616

ホームページ:https://www.dogobeer.co.jp

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