一見ヘリコプターのようにも見えますが、こちらは、2030年の実用化を目指している空飛ぶ車です。2030年って意外と近い将来ですよね。
次世代の物流や移動の手段として注目が集まる中、長野市で展示会が行われました。
全長およそ6m、最高時速は130㎞です。長野市のエムウェーブで開かれた展示会では初めて見る空飛ぶ車の姿に皆さん興味津々の様子でした。
実際に機体に触れたり、乗ることもできるんですね。
■長野市内から
「これからの夢の乗り物」「一人(自動)で運転してくれるというから素晴らしいと思う」
■長野市内から
「実際は乗れないかも 怖くて」
■丸山純記者
「では乗ってみたいと思います。2人乗りで足も延ばせて広々使える。快適です。」
ゆったりした座席なので長時間の移動でも苦ではないかもしれません。
電気を動力として環境に優しい。さらに垂直に離着陸するので道路や地形の影響を受けにくいということで、新たな交通手段として注目が集まっています。
■MASC 鋤本浩一理事
「緊急な所に医者が飛んで行ったり、工事現場に物を搬送する持ち上げるということもあると思う」
来年の大阪・関西万博では目玉の一つとして運行を予定しています。
■MASC 鋤本浩一理事
「いろんな機体が並んで飛ぶ、もしくは並べられるということができれば、いいと思う」
長野県は山も多いので、山岳部の救急搬送や観光面でも一役買いそうです。
渋滞解消にも繋がりますし、空港が遠い地域に住む人にとっても便利で良いですね。
目標とされる2030年の実用化に向けて着々と開発が進んでいますので、空飛ぶ車で移動するのが当たり前になる日も遠くないかもしれません。