裏金関与の委員長更迭要求 立民、政治倫理審査開催も

 立憲民主党の安住淳国対委員長は24日、自民党の浜田靖一国対委員長と国会内で会談し、自民党派閥の裏金問題に関わった国会の委員長と理事を更迭するよう要求した。裏金に関与した議員が国会の政治倫理審査会で説明責任を果たすことも求めた。衆院の政倫審会長は安倍派の塩谷立座長。

 会談後、安住氏は「自民には自浄能力がない。役職に就いている人の白黒をはっきりさせる」と記者団に述べた。会談では、2021年を最後に開かれていない党首討論を通常国会で開催する方向で一致した。

 立民は衆参両院で日本維新の会、共産、国民民主各党と国対委員長会談を開き「政治とカネ」問題で4党が連携していくと確認した。

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