ついに“ホログラムが出る夢の腕時計”を発明か→よく見ると「めちゃくちゃ物理」「この発想好き」と反響

SF映画などで描かれてきた、ホログラムが飛び出す腕時計。誰もが一度は憧れた夢のアイテムを“物理的に”再現した作品が「あああ!!最高のアイテムですね!」「めちゃくちゃ物理w」「ちょっと欲しくなるやつ」と話題を呼んでいる。

作品を投稿したのは、よしけい(@yosikei1210)さん。自身のX(旧Twitter)で「腕時計からホログラムが出るアレを作りました」と紹介した。写真を見ると、たしかに腕時計型のものから、何かの解析データが飛び出している。データには「未来」や「TIMETRAVEL SYSTEM」と心躍る表示もある。

まさか本当に“腕時計からホログラムが出るアレ”が発明された?

近づいて根元をよく見てみると、その仕掛けは一目瞭然。ホログラムの正体はパネルのような板。それが腕時計に取り付けられているという実にアナログな仕様だ。

【ワンダーフェスティバル2024[冬]出品作品】「腕時計からホログラムが出るアレ」→近づいて見ると、その正体はアクリル板 よしけいさんのX(@yosikei1210)より

投稿は24日時点で5万件を超える反響。「ホログラム(物理)」「めちゃくちゃ物理w でもちょっと欲しくなるやつ」「狂気過ぎてすげー欲しい」「あああ!!最高のアイテムですね!」「みんなの夢アイテムだ すごいね」「超アナログなのにハイテクなの笑うw この発想好きですねぇ」など絶賛の声が多数寄せられている。

よしけいさんによれば、アイデアの構想は1年ほど前からあったが、本格的に着手してからは約1カ月でかたちにしたという。「見た瞬間に『オッ』と思ってもらえるようなわかりやすさを意識しています」とケレン味を重視。「僕の場合あまり小難しいことを考えて作ると、大体うまくいかないので変にこだわらないようにしています」と“こだわらない”こだわりを明かした。

ホログラムパーツはアクリル板を仕様。168×237ミリと大きめだが、重さは100グラムに抑えた。本体部分も合わせて123グラムで、よしけいさんは「着けてて特別重いとは感じないので、疲労感に言及するほどでもないかなと」と評価。体感の疲労度は問題ないようだ。しかし、ホログラムパーツの大きさは甘くみるべからず。「油断するといろんなところにぶつけちゃいます(笑)」と注意点も明かした。

なお、よしけいさんはこの腕時計などのオリジナル作品を引っ提げ、2月11日に開催されるガレージキットのイベント「ワンダーフェスティバル2024[冬]」にディーラーとして参加する。また、ホログラムパーツは好みのアクリルスタンドに取り換えられる仕様に変更予定だという。

(よろず~ニュース・藤丸 紘生)

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