あのちゃんが登場! 社会現象を巻き起こした『【推しの子】』実写化決定 「本当に大丈夫ですか?」原作者も驚き

大人気漫画『【推しの子】』(原作・赤坂アカ 作画・横槍メンゴ)の実写化が発表された。Amazonと東映が共同し、今冬、ドラマシリーズがAmazon Prime Video にて世界独占配信、映画が東映配給にて劇場公開される。

伝説的アイドル・アイの“推しの子”として転生するファンタジックな設定とショッキングな描写もいとわないサスペンス要素、そして“芸能界”という複雑な世界に躊躇なく切り込む他に類を見ない斬新なストーリーに衝撃が走り、幅広い世代から支持を集める本作。2023 年に放送されたアニメでは、原作に極めて忠実なストーリーと繊細で美しい作画、そしてアニメオリジナルのライブシーンも話題を集めた。またオープニング主題歌として音楽ユニット・YOASOBI が書きおろした楽曲「アイドル」は米ビルボード・グローバル・チャートで日本語楽曲初の首位を獲得したことも大きな要因となり、世界中で人気を集めている。

今回発表された実写化プロジェクトでは、アイ役を齋藤飛鳥、アイの子どもで双子のアクア・ルビー役を、櫻井海音・齊藤なぎさの両名が演じる。またルビーとともにアイドル活動を行う有馬かな役を原菜乃華が演じる。MEMちょ役にはあのちゃんが、「劇団ララライ」に所属する女優でアクアに恋心を抱く黒川あかね役には茅島みずきが起用されることが発表された。

実写映像化にあたり、原作者である赤坂アカ氏は「この度の【推しの子】の実写化にあたりまして、【推しの子】は芸能界に対してさまざまな言及をしている作品です。そして漫画作品の実写化についても触れています。良い事ばかりを言っていません。批判的な事も言っています。なので、もしかしたら【推しの子】が実写化する事は無いんじゃないかと思っておりました。そのような中で今回、実写化をしようと言っていただいた時には、キャストの皆様にも制作陣の皆様にも『本当に大丈夫ですか?』と聞きたくなる気持ちでした。引き受けていただいた皆様には感謝の念が尽きません」とコメント。

さらに今後への期待として、「芸能界を舞台にした【推しの子】という作品を、漫画家の目線でなく、正に芸能界という現場で、本物の現場にいる人々が作ろうと言う気持ちはどういうものなのか、そして出来上がるものはどういうものなのか、私はとても興味があります。皆様もそうではないでしょうか?ぜひその答えを一緒に見届けてほしいと思っております」と語った。

©赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社・東映©赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社・2024 映画【推しの子】製作委員会

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