中国山地の豪雪地帯、広島･北広島町八幡からRCCウェザーセンターの 末川徹 気象予報士が、現在の様子をリポートします。（24日午後5時45分ころ）
RCCウェザーセンター 末川徹 気象予報士
再び広島・北広島町の八幡からお伝えします。つい15分ほど前は雪はいったん小康状態となったんですが、もう今はしんしんと雪がまた降り始めてきました。雪の粒もだんだん大きくなってきたように感じます。（午後5時 積雪64センチ）
わたしが立っている場所は歩道になるんですけれども、新雪の吹きだまりができていまして、深さでいいますと足のくるぶしあたりですから、だいたい10～20センチ近くの雪が降り積もっているといった状況です。高いところですと、わたしの腰ぐらいの高さ、もう50センチ以上も降り積もっているといった状況です。
片側1車線の直線道路なんですが、通常であれば見通しのいい道路なんですけれども視界もかなり悪くなっています。
こちらの住宅、玄関先はきょう、雪かきがされたんでしょう。除雪はされているんですが、向こうの車はもう窓の部分が完全に凍って、氷の膜ができてしまっています。
このあたりは電線が張り巡らされているんですけども、電線の着雪というのも気になるところでした。
これから雪のピークはどんどん過ぎていきそうなんですけども、まだ、-5℃を下回っています。厳しい寒さが続きそうです。
