＜天皇杯・皇后杯 2024年全日本卓球選手権大会（一般・ジュニアの部） 日程：2024年1月22～28日 場所：東京体育館（東京）＞
24日、2024年全日本卓球選手権大会は3日目を迎え、ジュニア女子シングルス準決勝で、上澤杏音（香ヶ丘リベルテ高）と張本美和（木下アカデミー）が対戦。上澤は第1ゲームを奪うも、その後3ゲームを連取され、ゲームカウント3-1で張本が勝利を収めた。
試合後、上澤に話を聞いた。
上澤杏音（香ヶ丘リベルテ高）コメント
準決勝を振り返って
写真：上澤杏音（香ヶ丘リベルテ高）/撮影：ラリーズ編集部
準々決勝の髙森選手との試合をフルゲームで取った勢いで、準決勝は1ゲーム目の調子がすごく良かったです。試合前は張本選手から1ゲーム取れるとは思ってなかったんですけど、そこで取れたので。
でもやっぱり、2ゲーム目から張本選手も私の卓球にしっかり対応してきたので、やっぱりそこの差が大きすぎるなと感じました。
1ゲーム目の良かった部分と張本選手が変えてきた部分とは？
私のフォアドライブをあまり打たせないように（張本選手が）塞いでいました。1ゲーム目は私が攻めることが多かったんですけど、2ゲーム目からは張本選手が積極的に攻めてきて、その対応ができなかったことが敗因です。
3位入賞という結果に対してて手応えは？
一昨年に出場したんですけど、そのときは1回戦負けで、去年は（予選で負けて）出場すら出来なくて。それと比べると今の自分が成長していることは確かなので、すごい良かったと思います。
今大会で一番印象に残っている試合は？
写真：上澤杏音（香ヶ丘リベルテ高）/撮影：ラリーズ編集部
髙森選手との試合ですね。大阪で一緒にやっているので。
（四天王寺高校は）ライバル校というのもありますし、お互いのことはお互いにわかっていると思うので、そこを含めたうえで戦って、ゲームカウント2-2の4-7で負けていたんですけど、『自分には失うものはないな』と考えて、インターハイのときと同じ気持ちで臨みました。
今の自分の一番の武器と、これから伸ばしていきたい部分は？
やっぱりフォアドライブは高校生ではトップレベルだと自分でも思っているので、そこは残しつつ、レシーブとか守備の技術をもっと伸ばしていきたいです。
女子シングルス準決勝結果
上澤杏音（香ヶ丘リベルテ高）1-3 張本美和（木下アカデミー）〇
6-11/11-5/11-3/11-7
文：ラリーズ編集部
