名古屋(小牧)空港が立地する愛知県豊山町の関係者は21日、北上市を訪れた。同市稲瀬地区がフジドリームエアラインズ(FDA)の花巻―名古屋便で2023年度に農産物を現地販売した際に協力しており、空路でつながった近さや魅力をPRした。
町と町商工会、FDAから計7人が訪問。さくらホールで開かれた「冬のみちのく芸能まつり」の物産展にブースを出展した。町面積の約3分の1を名古屋空港が占め、米大リーグのマリナーズなどでプレーしたイチローさんの出身地でもある特色を伝えた。
FDAと共同開発したもなかも並べ、同町の小瀬弘英理事(51)は「就航地でつながっている関係を大事にしたい。空港のPRに加え、商工業のマッチングにもつながればいい」と見据えた。