「すべらない砂」SLで有名な大井川鉄道 縁起物で受験生にエール 水族館では「タコに願掛け!?」=静岡

寒さに負けず、頑張る受験生を縁起物で応援。静岡県の大井川鉄道は、沿線の中学3年生に「すべらない砂」を、下田市の水族館ではタコを飾って合格祈願です。

【写真を見る】「すべらない砂」SLで有名な大井川鉄道 縁起物で受験生にエール 水族館では「タコに願掛け!?」=静岡

<すべらない砂を贈呈>
「がんばってください」

1月24日、大井川鉄道の職員から金谷中学校の3年生151人に贈られたのは「すべらない砂」です。この砂は、SLなどが急な坂道を進むときにすべり止めとしてレールにまくもので、困難な場面でも踏ん張ることができる縁起物だそうです。

<受験生>
「不安が拭えた気がします。私にとって、心の支えになりそう」
「家族や友人だけでなく、身近な企業から応援をもらえるのは珍しいのでうれしい」

砂と一緒に贈られた護摩木には目標を書き入れ、後日、大井川鉄道のSLのかまで焚き上げ、受験生の思いを天に届けます。

一方、下田海中水族館では海の生き物に願掛けです。神棚の前をゆっくりと移動しているのは「ワモンダコ」です。

毎年冬の受験シーズンに合格を祈願する水槽を設けていますが2024年はタコを展示。タコは英語で「オクトパス」。「置くと」試験に「パス」できるようにと願いが込められています。

合格祈願水槽は1月28日まで展示されます。

© 静岡放送株式会社