現地在住の日本人ライターがマレーシアのおいしい店を紹介するガイド本が発売

現地在住の日本人が、日本人の趣味・嗜好に合った店やスポットを紹介するシリーズの新刊「現地在住日本人ライターが案内する 魅惑の食文化 クアラルンプール・マラッカ・イポー」が、1月31日に発売される。

“外食文化の国”として知られるマレーシアは、フルサービスのレストランから、ローカルエリアに数多くある昔ながらのオープンエアの屋台街まで、食がとても充実していることでも知られている。麺類だけでも、太麺、細麺、平たい細麺など、さまざまな種類があるのが特徴だ。

チェーン店より個人経営の店が多いことでも有名で、料理のジャンルもマレー系、中華系、インド系の伝統料理を中心に、隣国のタイ、インドネシア、シンガポールなどの影響も受けて、その種類は多岐にわたる。そんな特性上、食材とスパイスが複雑かつ繊細に掛け合わされた新たなフュージョン(多国籍、無国籍)フードが、日々街のどこかで生まれているといった、独自の食文化が発展している。

本書は、そんなマレーシアのレストランガイドブックとして、ローカルごはんが食べられる老舗、おしゃれなカフェ、ちょっとぜいたくにディナーが食べられる店など、おいしい店の最新情報を余すところなく紹介。

高層ビルが立ち並ぶ首都・クアラルンプール、昔ながらの暮らしが残る世界文化遺産の街・マラッカ、スズ鉱業で発展を遂げた歴史をもつ街・イポーを中心に、地域ごとに異なるマレーシアの食を、現地在住の日本人ライターがきめ細やかに徹底リサーチ。多くの旅行者で活気あふれるマレーシア旅に必携の1冊に仕上がった。

【著者プロフィール】

栁澤順子(やなぎさわ じゅんこ)
大阪府出身。学生時代は東南アジアをバックパッカー旅行。大学卒業後、英語力をつけるために留学先を検討し、貯金とにらめっこする中、マレーシアの英語学校が安いことを知って、2001年単身マレーシアへ。1年の滞在予定だったが、中華系マレーシア人と結婚し、現在3児の母に。日本語のフリーペーパーで編集、ライター、コーディネーター業などに携わったが、現在はフリーランスで活動。www.speedmastersea.com 内のブログに、マレーシアや日本での旅、食べ物などの情報を寄稿している。

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