急逝の電撃ネットワーク南部虎弾さん「派手な服装で参列を」まさかの“喪服厳禁”

19年、パフォーマンスイベント出演時の南部虎弾さん

過激パフォーマンス集団「電撃ネットワーク」のリーダー南部虎弾さん(享年72)が1月20日に脳卒中で亡くなった。南部さんは「ダチョウ倶楽部」の初代リーダーで、脱退後の90年に電撃ネットワークを結成。体を張った過激な芸風で人気を博していた。グループの公式サイトでは、通夜と葬儀は近親者のみで行い、後日お別れの会を予定していると発表された。

「スポニチアネックス」の報道によれば、22日、都内の斎場を訪れたメンバーのダンナ小柳(56)は「葬儀で喪服を着るつもりはない」と語り、普段パフォーマンスで着ている赤いつなぎで参列することを明かしたという。実際、訃報が届いたという芸能関係者は次のように語る。

「来週行われる葬儀の案内とともに、『喪服厳禁、出来るだけ派手な服装でご参列してください』というメッセージが添えられていました。おそらく南部さんの生前の希望なのでしょう。明るく派手なことが大好きで、人を楽しませることを何よりの生きがいとされていた南部さんらしいお別れの仕方ですね。葬儀にはダチョウ倶楽部のお二人やビトたけしさんも参列すると聞いています。南部さんのことが大好きな皆さんと一緒に、彼のことを明るく送り出せたらいいなと思います」

体を張った命懸けのパフォーマンスで日本だけでなく、海外の観客も魅了した電撃ネットワーク。南部さんが望んだのは誰もが驚くにぎやかなお別れだったのだろう。

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