倉敷市は、障害のある人らが周囲に望む配慮やサポートを言葉で示した「ヘルプシール」を作成し、配布している。
全28種類で、サイズはいずれも縦約2.2センチ、横約2.8センチ。「内臓疾患があります」「緊急時・災害時に支援が必要です」「感覚過敏があります」などと記している。自分で書き込めるタイプも用意し、手帳やスマートフォンに貼って使う。
東京都墨田区が考案し、2021年3月から配布しているシールを参考に作成。市障がい福祉課などで配っている。
市は援助や配慮が必要なことを知らせる「ヘルプカード」「ヘルプマーク」も提供しており、同課は「シールなどを見かけたら積極的に支援してほしい」としている。