ドイツ1部アウクスブルクから期限付きで奥川雅也を獲得したハンブルガーSV(HSV)。
現在は2部で戦うが、かつてはブンデスリーガ1部を3回、欧州最高峰UEFAチャンピオンズリーグで1回の優勝を誇る名門クラブだ。
ここでは、奥川がシーズン後半戦で袖を通すHSVのユニフォームをご紹介しよう。
Hamburger SV 2023-24 adidas Home
ハンブルガーSV 2023-24 adidas ホーム ユニフォーム
2023-24シーズンのホームユニフォームは珍しいピンストライプ柄を採用。HSVのホームはホワイト、ブルー、レッドを使うことが多いが、ここ数年はレッドに代わりブラックを合わせることが増えている。なお、正式なクラブカラーは「青、白、黒」だ。
近年で最後にレッドを多めに取り入れたデザインのホームユニフォームを使ったのは、実はクラブ史上初の2部降格が決まった17-18シーズンだった。
それ以降のシャツはレッドを避けるようなデザインが増えているが、やはり屈辱の降格が多少影響しているのかもしれない。同時に、最近のモダンな色の組み合わせは街着などファッション性を意識した可能性もある。
パンツにはレッド、ソックスにはブルーをそれぞれ採用。全身のコンプリートではクラブ伝統のカラーリングを継承している。
Hamburger SV 2023-24 adidas Away
ハンブルガーSV 2023-24 adidas アウェイ ユニフォーム
新アウェイユニフォームもHSVにしては珍しいライトブルーを基調としたデザイン。フィールドプレーヤー用に前回この系統の色が使われたのは、2012-13シーズンのサードユニフォームだった。
パンツはダークブルー、ソックスはシャツと同じライトブルーに。全身を濃淡ブルーでまとめる。
HSVはホームが常にホワイトのため、アウェイには伝統的に濃い色を使うことが多い。そのため今回のような淡いブルーは極めて異例だ。
Hamburger SV 2023-24 adidas Third
ハンブルガーSV 2023-24 adidas サード ユニフォーム
新サードユニフォームはブラックを基調とし、襟や袖口にダークグレーを配する。エンブレムは菱形部分のみを抜き出したスタイルで、これは22-23サードで初めて採用した新たな試みだ。
HSVの象徴でもあるエンブレムの菱形は、ホームタウンであるハンブルクを往来する海洋商船のマークにヒントを得たとされている。
サードはパンツとソックスもブラックとグレーのコンビネーションで、全身が威圧感あるキットカラーに。
キットサプライヤーのadidasとは2007-08シーズンからパートナーシップを継続中で17シーズン目に突入した。それ以前にも70年代から90年代にかけて契約していた時期があり、とりわけ1978-79から1994-95までは17シーズンでコンビを組んでいた。70年代以降のHSVのユニフォームにadidasの印象が強い理由はここにある。
相思相愛!90年代以前から「ユニサプライヤーが不変」の5チーム
28日に行われるブンデスリーガ2部第19節でHSVはホームにカールスルーエを迎えるが、奥川雅也にとってはこの試合が移籍後初の本拠地フォルクスパルクシュタディオンでの試合となる。
現在では世界的にレアで懐かしい新品ユニフォームが揃う「Qoly × LFB Vintage」。懐かしいユニフォームやグッズは見るだけでも楽しいです。