兵庫県三田市教育委員会は24日、22日に清水山給食センター(志手原)でシューマイを調理中に、タイルの天板の破片が見つかったと発表した。既にシューマイは多くの学校に配送されていたため、同センターは各校に提供中止を連絡したが、連絡漏れなどで上野台中学校と三輪小学校の計532人分が提供された。健康被害の報告はないという。
市教委によると、22日午前11時半頃、調理師がオーブンでシューマイを焼こうとした際、投入前のかごの中に一辺の最大が約18ミリ、厚さ約2ミリの破片を見つけた。下処置室のタイルの天板が欠けており、欠損部分の一部が破片と一致した。
返却されたシューマイからは異物は見つからず、ほかの破片は清掃時の排水で流れたと推測している。同センターは、設備の再点検や補修、作業前後の目視点検の徹底など、再発防止を図る。(橋本 薫)