選手採点&寸評:日本代表 3-1 インドネシア代表【アジアカップ2023】

2ゴール含めた3点に関与した日本代表FW上田綺世[写真:Getty Images]

日本代表は24日、アジアカップ2023グループD第3節でインドネシア代表とアル・トゥマーマ・スタジアムで対戦し、3-1で勝利。グループステージを突破し、ラウンド16に進出した。
【動画】巧みな左サイドの崩しから上田綺世が2点目!

超WSの選手採点と寸評は以下の通り。

日本代表採点[4-3-3]

※採点は10点満点。及第点は「5.5」、「0.5」刻みで評価
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし

GK
23 鈴木彩艶 5.5
守備機会の少ないなかで、54分の堂安へのフィードは完璧。失点はやむなし。

DF
16 毎熊晟矢 6.5
際立つポジショニング。冨安とも堂安とも良い関係性で、ポケットを取ってのクロスは態勢を崩しながらも正確

22 冨安健洋 6.0
ラインコントロールが抜群で幾度もオフサイドの網に掛け、空中戦も負けなし。2点目のつながる堂安へのパスも見事。

(→24 渡辺剛 -)
出場時間が短く採点なし。

15 町田浩樹 5.0
総じて破綻はなかったものの、76分のプレーはロスト以上のその後の対応が怖い。失点時も直前の競り合いでマークを外す。

19 中山雄太 6.0
30分は町田と立ち位置が変わった中できっちりとカバー。後半は攻撃参加の回数も増え、左サイドを活性化。

MF
6 遠藤航 5.5
唯一の3戦フル出場と、とにかくタフ。つぶし役として安定の働き。

17 旗手怜央 6.0
要所で顔を出し、狭いエリアでも潤滑油に。キックの感触もよさそうで、好パス多数。

(→8 南野拓実 5.0)
結果的にだが不要な警告に、ロングスローをクリアし切れずと粗探しの対象に。

20 久保建英 5.0
ポジションチェンジを繰り返すが、パスの精度にやや難か。68分のカウンター時は前田を使うならもう1つ早くてもいいのではと。

(→26 佐野海舟 -)
出場時間が短く採点なし。

FW
10 堂安律 6.5
早々のスルーパスでPK獲得の契機を作り、後半も左へ流れてのクロスでアシスト。3つの決定機いずれかを仕留めていればMVP。

(→14 伊東純也 6.0)
少ない時間で結果を残す。投入直後に3点目をお膳立て。

9 上田綺世 7.0
強さを生かしてのPK獲得から先制点奪取。動き出しに対してボールが出てくる回数は少なかった中でも結果を残す。

13 中村敬斗 5.5
毎熊のクロスからのフィニッシュがポストは既視感ある。背後を回る選手のスピードを消さない使い方はうまかった。

(→25 前田大然 5.5)
今日は仕掛けるスペースも動き出す空間もあり、スピードを生かす場面を作れた。

監督
森保一 6.0
大幅な先発変更にシステムチェンジと、最善手を講じてイラク戦から修正。グループステージ突破を決めた。試合の締め方に疑問は残るが、経験値を積んだとポジティブに捉えたい。

★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
上田綺世(日本)
実質3得点の活躍。決めるべきシチュエーションに強引なフィニッシュの両面と、ストライカーらしさを見せた。FWとして結果を残したことが全て。

日本代表 3-1 インドネシア代表
【日本】
上田綺世(6分[PK]、52分)
オウンゴール(88分)
【インドネシア】
サンディー・ウォルシュ(90分+1)

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