名神高速では上下合わせて770台が立往生 警報級の大雪 路面凍結にも要警戒(25日午前0時現在)

大雪の影響で名神高速道路の一部区間では通行止めが続いていて、路上では複数の車が立ち往生しています。

名神高速道路は岐阜羽島と滋賀県の栗東湖南の間で通行止めが続いています(25日午前0時現在)。

途中の関ヶ原インター付近では、立ち往生した車が24日午後2時の時点で上りで約270台、下りで約500台に達して、自衛隊も出動して除雪のほか、車を最寄りのインターから出す作業が行われています。

NEXCO中日本によりますと24日午後11時現在、上り160台下り150台の移動が済んでいます。車に乗っている人によりますと、24日午後8時過ぎに岐阜県からパンと水の配給があったということです。

また消防によりますと、5歳と1歳の男の子、50代男性のあわせて3人が体調不良を訴えて病院に搬送されたということです。いずれも軽症とみられています。

このほか、24日午後8時40分ごろには新名神高速上り線四日市トンネル付近で、スリップが原因とみられる少なくとも5台が絡む玉突き事故が起きています。

東海地方は25日にかけて冬型の気圧配置が続き、この冬一番の寒気が流れ込む見込みです。25日午後6時までに予想される24時間降雪量は、いずれも多い所で、愛知県の山間部で15センチ、平野部で10センチ、岐阜県山間部で70センチ、美濃地方の平野部で50センチ、三重県北中部で30センチの見込みです。気象台は積雪や路面の凍結などに警戒を呼びかけています。

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