大谷グラブでキャッチボール 那珂川・馬頭小で児童ら使用開始

大谷選手寄贈のグラブでキャッチボールする児童

 【那珂川】メジャーリーガーの大谷翔平(おおたにしょうへい)選手が全国の小学校に寄贈する野球グラブがこのほど、町内の全3校に届いた。

 馬頭小では23日の昼休みから児童の使用を開始。児童はグラウンドに集まり、真新しいグラブでキャッチボールを楽しんだ。6年小林幸成(こばやしゆきなり)君(12)は「ずっと使ってみたいと思っていた。硬くてボールを捕るのが難しかった」、同藤井颯斗(ふじいはやと)君(12)は「使ってみて野球への興味が深まった」と話した。

 この日に合わせて来校した県野球連盟の海老澤均(えびさわひとし)常務理事=馬頭=は「町出身の現役プロ野球選手が2人いる。このグラブを使って野球を楽しんでほしい」と児童に呼びかけた。

 同校は来校した保護者らも触れられるようにと、児童の使用時以外は玄関前にグラブを展示している。

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