10人のマジョルカが好調ジローナを撃破し15季ぶりの4強入り!【コパ・デル・レイ】

[写真:Getty Images]

コパ・デル・レイ準々決勝のマジョルカvsジローナが24日に行われ、3-2でマジョルカが勝利した。

ラウンド16でセグンダ(スペイン2部)のテネリフェを下したマジョルカとラージョ・バジェカーノを下したジローナによる一戦。

立ち上がりからホームチームが積極的な入りを見せると、マジョルカは21分に先制する。自陣からのロングパスで右サイドを抜け出したダニ・ロドリゲスがボックス右から侵入すると、折り返しをラリンがワンタッチで流し込んだ。

先制したマジョルカは28分にも、ボックス付近でルーズボールを回収したアブドンがペナルティアーク右手前からゴラッソをゴール左に叩き込み追加点。

さらに31分には、ボックス左から侵入したラリンのシュートがヤコビシュヴィリの左手に当たると、VARの末にハンドが認められ、マジョルカがPKを獲得。これをアブドンがゴール右隅に決め、3点目を奪った。

迎えた後半、3点を追うジローナは立ち上がりからボールを支配する。すると67分、サヴィオが右クロスを供給した際にボックス内でストゥアーニがライージョに倒されると、主審はPKを宣告。さらにイエローカードを受けたライージョが、主審に激しく抗議したことで立て続けにイエローカードを受け、退場処分となった。

このPKをストゥアーニが決めて1点を返したジローナは、その後も数的優位を活かして攻勢を続ける。試合終了間際の96分にはサヴィオがゴールネットを揺らし、2点目を奪ったが反撃はここまで。

数的不利になりながらも前半の3得点で逃げ切ったマジョルカが、15シーズンぶりのベスト4進出を決めた。

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