浜田雅功 松本人志報道後に“怒らない”キャラ変…相方不在で見せる「一蓮托生の覚悟」

「来週以降、代わりの番組があるわけではないので、浜田(雅功)さんと相談しなければいけない。急がなくてはならない」

こう語ったのは、読売テレビの大橋善光社長。1月17日に新春会見が行われ、「週刊文春」で“性加害疑惑”が報じられたダウンタウン・松本人志(60)の活動休止発表について見解を述べた。

昨秋で30周年を迎えた『ダウンタウンDX』を制作する同局も、対応に追われていた。大橋社長は「私どもとしては記者会見をして、すべての見解を出してほしい」としつつ、急を要する現状を冒頭のように明かしていた。

松本の活動休止発表から、2週間あまりが経過。『まつもtoなかい』(フジテレビ系)では中居正広(51)の単独MCで放送を続けることとなり、松本不在のバラエティ番組が本格化している。

そうしたなか、相方の浜田雅功(60)も孤軍奮闘しているようだ。

ダウンタウンの冠番組は現在、『ダウンタウンDX』、『水曜日のダウンタウン』(TBS系)、『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』(日本テレビ系)の3番組。対応に苦慮していた読売テレビは22日、2月1日以降の『ダウンタウンDX』は浜田が単独MCを務めると発表した。また一部スポーツ紙の報道によると、すでに他2番組も浜田の単独MCで収録が始まっているという。

コンビの番組以外にも、『プレバト!!』や『ごぶごぶ』(ともに毎日放送)、『ジャンクSPORTS』(フジテレビ系)などでMCを務める浜田。相方の窮地で更なる多忙が予想されるが、本誌2月6日号では浜田に“ある変化”が起きていることを報じた。そのなかで浜田の番組を担当するテレビ局関係者は、本誌にこう証言していた。

「最近の浜田さんはスタッフや周囲に対してやさしいです。今までの浜田さんは気に入らないことがあれば、打ち合わせや収録現場でも“これ、どないなってんや!”などとスタッフに対して厳しい姿勢を示していました。

しかし、松本さんの『週刊文春』報道後、浜田さんが怒りを見せることはほとんどなくなりました。浜田さんは明るく前向きな様子を見せています。松本さんがいない現状を踏まえ、現有チームでなんとか乗り切ろうと考えているのではないでしょうか」

バラエティ番組でも怒鳴ったり、頭を叩いたりする激しいツッコミで、“バイオレンス”なキャラクターのイメージがある浜田。しかし振る舞いの変化は、ダウンタウンを1人で背負う責任感の現れでもあるようだ。

「浜田さんは現在、吉本を通じてではなく、松本さんと直接連絡を取り合っていると聞いています。いっぽうで親しい人には、“大変や”と漏らしていたそうです。とはいえ、過去に“ダウンタウンは松本”と語っていたように、芸能界で活躍できているのは松本さんのおかげだと考えているといいます。

松本さんは昨年に、“還暦引退”を示唆するような発言をしていました。対して浜田さんも歩調を合わせるかのように、『SWITCH』(’23年2月号)で《おれは元気なうちに辞めたいねん》と告白。今後の仕事についても、《うちの相方がどう動くかによってどうするかやから》と断言していました。今回も、“万が一、松本が引退するようなことになれば、俺も一緒に引退する”と一蓮托生の覚悟を示していたそうです」(制作関係者)

コンビで築いてきた冠番組を死守するべく、態度も温和になった浜田。ネットでは、その“覚悟”に感心する声が上がっている。

《今はまっちゃんが戻って来やすい様に頑張ってるのかも》
《やっぱりここはもう浜ちゃんにお任せするしか無いと思いました》
《周りに優しくなるのは頷けますよね…コンビを組んでいる自分と相手は表裏一体、少しでも印象をよくしたいとの気持ちがそうさせるのでしょう》
《元気出してほしい… まっちゃんもすごく好きだけど浜ちゃんもすごく好きで、無理のないようにはしてほしいけどまだテレビで観たい…》

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