大盛況のうちに幕を閉じた釣りフェスティバル2024。多くの釣りメーカーが最新の釣り具を展示する中、ひときわ目立っていたのがカスタムカーメーカー「フレックス・ドリーム」が手掛けたハイラックス。そのカスタム内容の詳細をお伝えしよう。
>>ハイラックス「FT PORTER」写真ギャラリー
●文:ルアマガプラス編集部
釣りフェスティバル2024会場に、ハイラックスのカスタム車両が展示！
2024年1月19〜21日に、パシフィコ横浜で開催された釣り具の展示会「釣りフェスティバル2024」。多くの釣り人が訪れ、最新の釣り具の展示や会場でしか入手できないアイテムの購入など、思い思いに楽しんだ。
出展していたのは釣具メーカーだけでなく、釣りなどのアウトドアアクティビティに適した車両の展示なども目立った。中でも、フレックス・ドリームが展示したハイラックスは、釣り人からも大きな注目を集めてたので、写真とともに紹介していこう。
― ハイラックスとは？トヨタが製造する「超ド級のピックアップスタイル」
日本ではまだまだ馴染みが薄いピックアップスタイルだが、大きな荷台があることで、仕事でもアウトドアレジャーでも、自由度高く使うことができる、アクティブな人に人気の車種でもある。サーフは、トヨタが製造するピックアップスタイルのクルマで、釣り人にからも人気＆注目の高い車種だと言えるだろう。
ちなみに、ハイラックスの荷台（デッキスペース）には0.5t（500kg）の荷物が積載可能。また、防錆鋼板や腐食に強い素材を使用しているため、濡れものを扱う機会が多い釣り人にも最適な仕様だ。
荷台をフルに活かし、居住スペースを創出するカスタムがスゴい！
ランドクルーザーやハイエースなどのカスタム車両を中心に扱うフレックス・ドリームが、今回の釣りフェスティバルに展示したのは何と、このハイラックスのカスタム車両。自由度の高い荷台をうまく活用し、居住性を高めた仕様となっていた。
ピックアップスタイルの車両の居住性を高めるというのは、イマイチぴんとこないかもしれない。しかし、屋根の制限がないため、上方向への居住性を伸ばしやすいという特性をうまく活かしており、内部はとても快適そうなキャピングカーに仕上がっていた。
ハイラックスの荷台に搭載されいてるのが「FT PORTER」と呼ばれるポップアップ式のテントシェルだ。使用しないときや走行する際は折り畳めるため、高さを抑えられる。
FT PORTERの内部は広々としている。特徴的なのは高さで、室内高は1850mmが確保されている。また、ロフト状になっており、大人2名＋子供1名なら十分横になって就寝が可能とされている。
室内高が十分確保されているので、ワンピースのバスロッドなども立てかけて置けるなど、アングラー（釣り人）にとっても嬉しい仕様だと言えるだろう。
次ページ：ハイラックス「FT PORTER」写真ギャラリーと価格表
