東海道新幹線や在来線特急列車のネット予約商品がさらに充実、自由席用の新幹線回数券や「シャトルきっぷ」などは発売終了へ JR東海

JR東海は24日、ネット予約の「EXサービス」で東海道新幹線の新たな早得商品を発売すると発表しました。在来線特急でもJR西日本のネット予約「e5489」などで購入できる早得商品を充実させます。

新商品は、前日までの予約で東海道新幹線の普通車自由席をおトクに利用できる「EX早得1」、EXサービスで自由席用の早得商品を販売するのは今回が初めて。設定区間は東京・品川~静岡間など。2024年3月10日から発売開始、3月16日分から利用可能です。

「EX早得1」の主な設定区間と料金等(画像:JR東海)

また乗車日7日前までの予約で設定区間の普通車自由席に乗車できる「EX早得7」については、3月16日分から設定区間を静岡地区発着区間を中心に拡大します(発売開始は3月9日5時30分)。JR東海によりますと、1名から利用できる普通車指定席用EX早得の静岡地区への設定は今回が初めてということです。

e5489では、EXサービスと同時購入時におトクになる早得商品として、「在来線特急指定席早得7」を新発売。乗車日7日前までの予約で設定区間の在来線特急「しなの」「ひだ」「南紀」「伊那路」の普通車指定席に乗車できます。発売は2024年2月16日、利用は2024年3月16日から。購入には「WESTER会員登録(無料)」が必要です。

「e5489」ではほかにも、乗車日前日までの予約で設定区間の在来線特急に乗車できる「在来線特急指定席早特1」「ふじかわ早特きっぷ」の販売を開始します。前者は特急「ひだ」が対象で、設定区間は名古屋~高山(5,610円)など。後者は特急「ふじかわ」が対象で、設定区間は静岡~富士(1,160円)など。

自由席の新幹線回数券などは発売終了

これら新商品の発売にともない、JR東海は新幹線回数券(普通車自由席用)や「シャトルきっぷ」などの発売を終了します。各きっぷの発売・利用終了日は図の通りです。

発売終了となる商品(画像:JR東海)

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